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無収縮モルタル工事

無収縮モルタルはコンクリートに比べ、流動性があることからコンクリート打設後に出来る隙間への充填に適しています。また、充填後はノンブリーディングであり収縮も極めて少ないため、既設コンクリートとの一体化が図れます。耐震補強工事においては、その性質から壁増設補強工事および増打補強工事・鉄板巻き柱補強工事・鉄骨ブレース設置工事などさまざまな工事で多用されています。

工事写真

  • RC壁増設工事・型枠脱型完了

  • 増幅機構付き鉄骨ブレース・型枠取付完了

  • 増幅機構付き鉄骨ブレース・型枠脱型完了

工事フロー

下地処理・確認 既存躯体とH鋼ブレースとの空隙寸法の実測。
H鋼ブレース周囲のケレン清掃及びダメ穴等の有無を確認・処理する。
吸水防止剤塗布 モルタルの配合水が躯体側に急激に吸水されるとひび割れや不良硬化を招く原因となるため吸水防止と接着性の増強を図る目的で吸水防止剤を散布する。

  • 吸水防止剤塗布状況
型枠設置 木製型枠、鋼製型枠等はモルタル圧入時の圧力で破損や変形のないようにセパレート、アンカー、桟木、単管パイプ等で膨れ止めを図り堅固な型枠設置とする。

  • 型枠設置状況
シール 型枠と躯体及びH鋼との隙間を充填圧入時のモルタルの漏れを防止するため確実に行う。

  • 型枠シール状況
注入・空気抜口設置

  • 注入口・空気抜口設置完了
機材搬入
材料数量等の検査
圧入口・エアー抜きパイプを設置しモルタル充填の開始に備える。また、場内に搬入された材料が計画通りの数量であるか確認を行い、モルタルセメント材や機材を練り場付近に搬入し段取りする。

  • 材料搬入状況
試験練り・流下試験
本練り
圧縮供試体採取
本施工に先立ちモルタルの流動性をJ14ロートで確認し、モルタル配合水の水量を決定する。また、モルタルの打ち始めにおいて圧縮試験用のテストピースを採取します。(詳細は各試験(施工確認検査等)についてのモルタルグラウト工事関連を参照願います。)

  • 練り混ぜ状況
圧送ポンプ起動
モルタル充填 充填は鉄骨下部から上部へ中断なく連続作業とする。エアー抜きパイプは出来るだけ立ち上げて不純物の多いモルタルと型枠内部のエアー溜りをバケツ等で十分に排出する。圧送ポンプを止め圧入口・エアー抜きを封栓し作業の完了とする。

  • モルタル充填・オーバーフロー状況
硬化養生 モルタルの硬化養生中は振動や衝撃を与えない。
脱型・目視検査 無収縮モルタルの型枠脱型は平均養生温度が20℃の場合は3日後、5℃の場合は7日後を目安として脱型の計画をする。

  • 型枠脱型状況
片付け・清掃

  • 施工完了

  • 清掃状況

お問い合わせ

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